「鍼」は「灸」と合わせ、鍼灸と呼ばれています。鍼灸治療は世界で最も長い歴史を持つ、代替医療の代表と言えます。
非常に細い金属製「鍼」や、モグサなどを使った「灸」で、体表にある経絡の流れにある経穴(つぼ)へ刺激を与えることで脳を通じ、血行促進・免疫力の向上・自律神経系の調整といった効果を期待できます。
どちらも人間が本来持つ自然治癒力の向上させるため、まだ明確な病気とはなっていない「未病」を治す予防医療とも言えます。
鍼と聞くと「痛そう」というイメージが有ると思いますが、当治療院で使用する鍼は非常に細いステンレス製の鍼を使用します。しっかりと刺入部位をもみほぐし、消毒をしますので、痛みはほとんど感じません(個人差があります)。
非常に細い鍼を「つぼ」とよばれる経穴へ刺し刺激を与え、免疫系・自律神経系のバランスを整えて治療を行います。
お灸も非常に小さくひねった「もぐさ」を使い、じんわりと温かいと感じるような気持ちのいい種類の物を使います。もぐさと皮膚の間にはシールのようなものをはさみますので痕も残りません。
灸から伝わる温熱刺激で身体を深部から温め、体の機能を回復させます。特に生理痛や便秘を含め、胃腸系の疾患に効果が高いと言われています。